高知県は鰹の消費量が日本一多い県です。自然の恵みを最大限に活かした土佐料理においては、鰹は欠かせない食材です。今では全国的に愛されている鰹ですが、いつから私たちの食卓に並ぶようになったのでしょうか。ここでは、鰹の歴史について探ってみました。
記録上最古の鰹
712年に成立した「古事記」によると、第21代天皇である雄略天皇が世を治めていた時代に、「堅魚」という名の魚があったと記録されています。これが何かについては明確にされていませんが、「鰹の干物」という説が有力視されています。鰹という漢字は「魚」に「堅い」と書きますが、この漢字の由来は古事記の記述によるものです。当時、鰹が干物とされていたのは、長期保存が難しい鰹を少しでも長く保存するためだと考えられます。
保存食として重宝される
鰹は、その傷みやすさから一時は「毒魚」という不名誉な蔑称がつけられていました。しかし、先人たちの試行錯誤により、鰹は見事に保存食として重宝されるようになります。室町時代には、「焙乾」という技術の導入で鰹節ができたとされており、戦国時代には武将たちの携帯食として名を連ねるようになりました。さらに、鰹は「勝男武士」と書いて「かつおぶし」と読めることから、戦国の世では縁起物としても注目されるようになります。
現代に至るまで
江戸時代に入ると、鰹の刺身が武家や町民の間に瞬く間に広がり、鰹料理は見事に市民権を得ることとなります。それに伴い、この頃には太平洋沿岸で鰹漁業が盛んになり、江戸中期から後期にかけては、本格的に鰹節製造に取り掛かるようになりました。
明治時代になると、鰹船の帆船化により徐々に遠方まで出漁できるようになり、大正時代には船の動力化・大型化により、さらに沖合へと船を進めるようになりました。これにより、漁獲量が一気に伸びます。昭和から平成にかけては幅広い調理法により食卓に並べられたほか、加工技術・冷凍技術の向上により、缶詰や冷凍食品としても普及しました。
高知で鰹が楽しめる美味しい店をお探しなら、ぜひ当店へお越し下さい。当店では鰹のたたきをはじめ、うつぼのたたき、高知の土佐沖で獲れた新鮮な魚の刺身など、素材を最大限に活かした料理をご用意しております。鰹のたたきやうつぼのたたきは通販でもご購入いただけますので、お気軽にお買い求め下さい。
高知の鰹たたきや刺身の通販【有限会社 たたきや】 概要
会社名 |
有限会社 たたきや |
所在地 |
〒780-8018 高知県高知市竹島町159-1 |
電話番号 |
088-834-2262 |
FAX |
088-834-2265 |
メールアドレス |
info@tatakiya.jp |
URL |
http://tatakiya.jp/ |
業務内容 |
かつおタタキ・うつぼタタキ・秘伝自家製たたき酢等の通販 |
説明 |
有限会社たたきやが運営するかつお料理の美味しい店『たたき亭』は、地元・高知で鰹やウツボのたたきや刺身をご用意しております。店舗自慢の味を通販でお取り寄せが可能です。お店で人気のカツオ料理とウツボ料理をご自宅でお楽しみください。 |
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